Trinity Care System<ティーケアシステム>とは

患者様を守るために、スタッフも、ドクターも守る必要があります。今、医療現場に必要とされているのは、情報共有や会話のためのホットライン。よりよい在宅医療の実現のために。

厚生労働省が推進する「在宅医療・介護の推進プロジェクト」への取り組みとして、訪問診療を主体とした、地域包括・在宅医療提供体制をサポートする、スタッフおよび関連機関の円滑なコミュニケーションと情報共有・管理のためのシステムは不可欠と考えております。
在宅医療体制の主な目標は、「退院支援」「日常の療養支援」「急変時の対応」「看取り」です。

医療イラスト
  • 入院医療機関と在宅医療をサポートする機関の円滑な連携により、切れ目のない継続的な医療体制を確保すること
  • 患者の疾患、重症度に応じた医療(緩和ケアを含む)が多職種協働により、できる限り患者が住み慣れた地域で継続的、包括的に提供されること
  • 在宅療養者の病状の急変時に対応できるよう、在宅医療を担う病院・診療所、訪問看護事業所および入院機能を有する
  • 病院・診療所との、円滑な連携による診療体制を確保すること
  • 住み慣れた自宅や介護施設等、患者が望む場所で看取りを行える体制を確保すること

これらを実現するためには、在宅医療に係る機関およびスタッフの業務負担の増加が必至です。
しかし、高い専門性が要求される医療・福祉の分野では、スタッフの人数を増やすのも容易ではありません。
そこで、模索されたのが、ICT=Information and Communication Technology の導入、
すなわち、可能な限りの業務効率の改善、安全かつ安心を前提とした業務のシステム化の実現です。
当「ティーケアシステム」は、地域包括・在宅医療提供体制の円滑な運用のために設計開発されました。


今後の在宅医療におけるICTの活用